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理由はどうでもいいや。
1997年の3月あたり。
おれの浪人が決定した。
心身ともに疲弊しきっていて脱力しきったおれは、
思ったほどくやしくもなく、ただ、また1年か・・・と思っただけだった。
めんどくさいが、この1年のプランを決めなくてはならない。
宅浪という選択肢もあるが、うちにはいたくなかったので、
予備校に行くことにした。
駿台や代ゼミのような大手だと、金は浮くけど、どうせそのうち授業をサボり出す。
それに、新しい友達もできにくいだろうと潜在意識で考えたおれは、
大宮の町に、予備校パンフレット探しのたびに出た。
単に、でっかい本屋にパンフレットをあさりに行っただけだが。
大手以外では、赤ひげ先生のような、医学部一直線予備校みたいものしか
見当たらなかった。
メンドくさくなって、自宅に近けりゃいいやと思い始めたその時!
怪しげな厚さ3cmもありそうな真っ赤な封筒がおれの目に入った。
そこは、本屋の階段の踊り場にある、さまざまなパンフレットをまとめて
置いておく場所だった。
あやしい・・・
みると、それは予備校のパンフレットのような雰囲気。
さっそく持って帰って中を見てみると
いきなり
ヤマトタケルノミコト
がでてきやがった!
あやしすぎんぞ、おい!!
みすず学苑!?
表紙には「怒涛の英語力」とかわけのわからないことが書いてある。
裏表紙には、聖徳太子だかなんだかがいやがる。
なんじゃこりゃあ!?
いやいや、問題は授業内容だ。
「コマンドテストで英単語もバッチリ!」
コマンドテストってなんだ!?
少人数制らしいし、よくみると、南浦和にも校舎がありやがる。
でもあやしいし・・・
ここに決めた!!!
その日おれはみすず生になることを決心した。
近いし。
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