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迷惑オヤジ其の1


先日、私がバイト(交通誘導)をしている時に、めちゃくちゃ 迷惑なオヤジが現れた。
私がバイトでしている事と言ったら、駐車場から出てくる客の車を なるべく安全に&歩行者に迷惑をかけないように出庫させる事で ある。
もちろん、その為には交通の流れや、歩行者などいろいろと 注意をしていなければならないのだが、突然、一台のセダンが その駐車場出口から数メートルの場所に車を停めやがったのだ。
その場所には、路上駐車(以後、路駐)防止用に、パイロンが 数個並べられているのだが、そのセダンを運転していたオヤジは、 そのパイロンを無視するがごとく、堂々と車を停止させやがったのだ。 しかも、せめて路駐するなら、できる限り道路に寄せるのが筋と いうものだが(歩道はちゃんと別にある道路である)、そのオヤジは、 ほぼ道路のド真中に、しかもナナメに停めてやがるのだ。
もちろん、警備員に、路駐車をどかす権利など無い。たしかに、 その道路は駐停車禁止ではなく、駐車禁止区域だ。 しかし、真面目に仕事をしている我々警備員や、周りの車には間違いなく 迷惑である。 実際、その路駐車の周りは、混雑し始めていた(道路のド真中に 駐車すれば当然である)。
そのため、私はその路駐車をどかすべく、そのオヤジに 「善意の協力」を求めにいった(権利は無いので、あくまで「お願い」 である)。以下、私とそのオヤジのやりとりである。

私:「(友好的に)すみませ〜ん。」
オヤジ:(面倒そうに窓を開け)「なに?」
私:「そこにお車を停められますと、こちらの業務に 支障があるもので、申し訳ありませんが移動して 頂けませんでしょうか?」 (業務中は、こんな面倒な言葉遣いを強いられる)
オヤジ:「そんなこと言ったって、ここは停車は禁止 されてないんだよ。俺はまだ5分も停めてないじゃねぇか。」
私:「それは承知いたしてますが、なにぶん仕事がしづらく なるのもで・・・。周りの交通にも迷惑のようようですし・・・。 すみませんが、お願いできませんでしょうか?」
オヤジ:「そんな迷惑なんて、俺には関係ないんだよ。 文句があるなら警察呼んで来いよ、警察をよぉ。法的には 何の問題もねぇじゃねぇか。」
私:「ええ、でも道も混んでしまってますし(100%そのオヤジの車のせい) ・・・。周りにだいぶ迷惑のようですから・・・。」
オヤジ:「だからぁ、関係無いんだよ!警察呼んで来い、警察を!」 (そこまでするほどヒマではない。私も、警察も)
私:「・・・・。判りました。ではせめて、お車をもう少しこちら(ハジ)に 寄せていただけませんか?交通の妨げになっていますので。 お願いします。」
オヤジ:「うるさいよ。どこにどう停めようがいいじゃねぇか。 文句があるってヤツをここに呼んで来いよ。そしたら どいてやるよ。」
私:「迷惑を考えていただけませんか?私達も周りの車も、 明らかに迷惑なんですよ。ご理解ください。」
オヤジ:「・・・・・・・・・・・・・・・・・・(沈黙)」

最早話が通じる相手ではないと思った私は、必死に殺意を 抑えてその場を離れた。すれ違おうとした歩行者が私を 思いっきり避けて通ったことから、私は余程凄い形相を していたのだろう。実際、もしも私が私服だったら、そのオヤジ は既にこの世に存在していなかっただろう。 少なくとも、そのオヤジの顔の形くらいは完全に変えていた。 ・・・それくらいの殺意は抱いていた、確実に。

・・・・その後十数分してから、そのオヤジのカミさん らしきオバさんが現れ、その車に乗りこんで去って行った。

一言言わせてもらう。
人の迷惑も考えられないようなヤツが偉そうにしてるんじゃねぇ。 法を口にするんじゃねぇ。
せめて駐車くらいまともに出来るようになってから公道を 走りやがれ。


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