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ping

pingはネットワークの接続性をチェックするコマンドのひとつで、
自分のPCから相手のPCにアクセスできるかどうかをチェックするコマンドです。
pingの仕組みとしては、pingを打った方がクライアント、打たれた方がサーバーとなり、
ICMPのエコー要求とエコー応答を利用しています。
語源としては潜水艦のソナーから来ているらしいです。
まあ、打って帰ってくるところは似てますね。
それではまず試しにYahooにpingを打ってみましょう。
DOSプロンプトを開いて「C:¥>」の後ろに、
ping www.yahoo.com と打ち込みEnterキーを押すと、



このような画面が出てきたと思います。
それではこの画面の説明をしていきましょう。
まずは1行目の部分。



最初の部分が「www.yahoo.com」打ったのが、「www.yahoo.akadns.net」となっています。
試しにこの両方のアドレスを打ち込んでみると、同じページが開きます。
その後ろに数字で「64.58.76.229」と出ていまが、これがYahooのIPアドレスを示していて、
ブラウザーのアドレス欄にこの数字を打ち込んでも先程と同じページが開かれます。
この仕組みがDNSってやつです。私達がHPを見るときの仕組みですが、
アドレス欄に「www.yahoo.co.jp」と入力しても、そのアドレスを実際に探す訳でなく、
DNSサーバーに聞きに行って「yahooは64.58.76.229だよ。」
と教えてもらい、その番号を見に行っているという感じなのです。
詳しい構造とかについてはいずれ作成しようと思いますので、
今は「www.yahoo.com」=「64.58.76.229」だと思っていてかまいません。
そして最後のところの「with 32 bytes of data:」というところは、
Yahooに32バイトのPackteを送ったという事を意味してます。



次にこの部分ですが、左側から
「64.58.76.229から帰ってきたパケットが32byte、
往復時間(time=301)は301マイクロセコンド、パケットの生存時間が239」
という事を意味したものが4つ並んでいる状態です。
Winの場合は特にオプションで指定しない場合、上記のように4回パケットを送ります。



上の2行は、64.58.76.299(yahoo)に4回パケットを送り、4回帰ってきて
戻ってこなかったものは無かった事を示しています。
下の2行はパケット往復時間の最小値、最大値、平均値を示しています。
この値にあまりにもばらつきがある場合は、ネットワークに何か問題がある可能性が高い事がわかります。


またホストが見つからない時(存在しないサイトを指定した場合)



のような表示となり、ホストが見つかってもパケットが帰ってこない場合は



というような表示となります。

以上の事より、pingを使う事によって
がわかり、それによってネットワークの状態を調べる事ができます。
次にオプションのコマンドについて説明します。


pingのオプションについて



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