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MACアドレスについて


・MACアドレスとは

TCP/IPプロトコルを用いてデータ―通信をする際には、
IPアドレスによってそれぞれのPCを識別する必要があります。
しかし、IPアドレスというのは個々の端末に割り当てられた、
「ソフトウェア」的なアドレスなので、物理的に識別できないアドレスなのです。
つまり、PCに割り当てられているIPアドレスは、
PCにインストールされたTCP/IPというソフト(?)によって割り当てられた番号なのです。
かなり極端で、ウソくさい書き方をしてますけど。。。
なので、階層がインターネット層よりも下になってしまうと、識別できなくなってしまうのです。

そこで登場するのがMAC(Media Access Control Address)アドレスとなります。
MACアドレスは個々のLANボードに割り当てら、各端末を識別する為の
「ハードウェア」的なアドレスの事です。
このアドレスはLANボードに搭載されたチップに最初から書き込まれていて、
それぞれのLANボードには、すべて違う番号が振られています。
同じ番号のものがあったら、重複してしまいますしね。
そして組織内のLANでは、必ずMACアドレスを使用してお互いを認識し通信を行ってます。


・MACアドレスの形式について

MACアドレスの形式は、3バイトのベンダーコードと、3バイトのノード番号の
計6バイト(48ビット)で構成され、それぞれ1ビットずつを「:」または「−」で区切り、
16進数で表記する方法がとられています。

00:00:27:02:A3:ED  ←こんな感じ

ベンダーコードとは、別名OUI識別子といい、製造メーカーを識別する管理コードの事で、
ノード番号とは、メーカーによって管理されている番号で、他と重複しない管理コードの事です。
MACアドレスのベンダーコードはIEEEやRFCのWebサイトから検索する事ができます。


・MACアドレスとIPアドレスの関係

MACアドレスは、製造メーカーと認識番号はありますが、
ネットワーク内でどの組織に属しているかとかの情報がありません。
その為、ルーターを越えて通信をする事ができないのです。

その為にIPアドレスを用いてネットワークの組織を識別し、
目的のLAN組織までデータ―を運び、その後IPアドレスをMACアドレスに変換し、
目的のPCまでデータ―を運ぶという流れになっています。


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