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歴史と概要

・インターネットの始まり
まずはインターネットとTCP/IPの生い立ちについてです。
TCP/IP(Transmisson Protocol/Internet Plotocol)は現在インターネットで主に使用されているプロトコルですが、
最初は軍事目的で核戦争が起きても通信手段が途絶えない為、という目的に作られ、
1969年、DARPAが米国4ヶ所にある大学のネットワークに接続しインターネットが始まりました。
DARPAってのは米国国防総省の下部機関で、国防活動に関する研究を行う組織です。
ああ、陰謀のカオリがプンプンしますね。
その中で標準化され、発展してきたものがTCP/IPです。


・TCP/IPの仕組み
という訳で、インターネットの仕組みを知る為には、TCP/IPについて理解しなければいけません。
HPを見るにしても、URLをIPアドレスに変換し、TCPで通信の信頼性を確保し、MACアドレスを・・・
みたいな手順を得て、HPを表示させているのです。
そのHPを見る為の手順が、TCP/IPでは階層別に4層(5層で考える事も)に分かれて考えられています。


・アプリケーション層
HPを見る為のHTTP、メールの時のPOP、SMTPなどのように、
それぞれのデーターのフォーマットや、ソフトウェアの機能をつかさどります。

・トランスポート層
データーを相手にきちんと届ける為の機能をつかさどります。
アプリケーションを識別し、コネクションの確立、切断。
データーが届いたかどうかを判断する為の層になります。

・インターネット層
ネットワーク上でのパケット移動をつかさどり、
どのようにして相手に送るかを決定する役割を持つ層です。

・ネットワーク層
ネットワークに接続しているハードウェア的な層の事です。
ネットワークカードやLANケーブル等の部分を全て含んで考えられ、
機器を制御、識別しその為の伝達経路を取得します。


以上の階層毎に分かれてデーターが受け渡されいくのですが、
その際にデーターをパケットとして、一定の量にして送ります。
そしてそのデータ部分、メールだったら文章のデーター部分に、ヘッダ情報として、
送信先、送信元、エラー、パケットの順序を管理する情報を付けて送ります。
そしてデーターがアプリケーション層からトランスポート層、トランスポート層から
インターネット層と、層を移動する毎にその層のヘッダ情報を付属していきます。

で、このパケットですが、層が変わる毎に名前が変わるんですね。
アプリケーション層ではメッセージ、トランスポート層ではセグメント、
インターネット層ではセグメント、ネットワーク層でパケットとなっています。
また、相手にデーターが渡った後は逆に、それぞれの層でヘッダ情報を取り外していきます。
そして最後に相手にデーターが渡るという仕組みになってます。

次はそのデーターをやりとりするためにパソコンに設定される、IPアドレスについて説明します。


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