ＢＡＣＫ

「特撮ファンの部屋」

　1998年8月13日に、恒例になった甲子園阪神パークの「ウルトラマンフェスティバル98」と、大阪難波の「高島屋ゴジラワールド」を一度に行ってきました。
　去年の「ウルトラマンフェスティバル97」はデジカメで撮影した写真を用いてレポートのページを作ったけど、今年はテキストのみとなっております。
　理由はですね、デジカメを持っていくのを忘れてしまったからなんです(T.T) 。バカなことしてしまったよ。写真がないので記憶を頼りにレポートをするわけだけど、なんせあれから時間が経っているので（書いている今は11/11）めちゃくちゃ曖昧にしか覚えていない。本当に、申し訳ないですm(_ _)m。

　「ウルトラマンフェスティバル98」ですが、さすがに去年に続いて2回目ということもあってか、前回行ったときの不満なことが改善されておりました。
　どう改善されたのかというと、まず「ウルトラマンショー」を行うステージが前回とは違う場所になった点があげられます。前回の場所では入場を待っているときにはあんまりいい場所ではなかったので、場所を変えたのは正解だと思います。
　そして今回は、いくつかに会場をわけたおかげで一つに集中して人がいっぱいで身動き取れんことはなくなりました。そして会場をわけて、各会場に設置してあるクイズを全部答えたら「隊員証（もっといい名前だったが思い出せない）」がもらえるのもいいアイデアです。もっとも、あんまりいい隊員証じゃなかったのが残念ですが（仕方ないね、これは）。

　メインの会場では、最初にヒビキ隊長（もちろん木之本亮ご本人！）がテレビからこれから入場する我々に向かっての激励の挨拶があり、「こいつは期待できるかも」という気分にさせてくれます。
　中を進んでいくと、様々な怪獣・異星人のレプリカ（本当にレプリカと呼んでもいい代物）が並べられているんだけど、おもしろいのは並べられている理由。
　「セブンに倒された後に回収された骨を復元したプラチク星人」「セブンに倒されたクール星人の貴重なサンプル」「被害者の血液から採取したダリー」というふうに、「まるで実物を扱うように展示している」のです。しかもダリーは普通では見えなくて、顕微鏡を覗かせてうごめく無数のダリーを見せるという凝ったことをやらせている。こういうのって、いいセンスだと思うよ。

　恒例になった限定版ですが、目玉は「バルタン星人（分身イメージ）」と「ネロンガ（透明）」のソフビですが、それ以外にもゴールド指人形が2セット（1セット5人のウルトラ戦士）と実はなんなのかわからない小型の機械みたいなもの（これもゴールド）。もちろん僕は全部買いました(^_^)。
　なお、「限定版は一人1個」と貼り紙がしてありました。やっぱり大量に購入していく人がいるからでしょうね。

　前回は昼過ぎから行ったので人がいっぱいいて身動きとれなかったので、今回は朝早く（開場の朝9時から）に行きました。おかげでショーも余裕で見れて良かったです。
　僕が見たショーの内容は、一匹の怪獣（どの怪獣だったかはよく見えなかったのでわからない）が語り部としてユーキットことハネジローと一緒に、ウルトラ戦士の戦いを見守るという内容です。ガイアも助っ人として少しだけ姿を見せますが、「あれは誰だったんだ？」と他のウルトラ戦士に言わせる謎のヒーローという形を取っています。最後はダイナが最大の敵に向かって結果を見せずに終わるという内容で、「ダイナは勝てるんだろうか？　みんなダイナの最後を見てね！」とお姉さんがテレビでの最終回の宣伝（？）をします。気になるのはこの話、8/29のダイナ最終回の後にはどんな話になったんだろう？
　ちなみにセブンがアイスラッガーを手に持って戦うシーンは、一部で好評だったみたいですね。さあ今度は、本当にアイスラッガーを自由に飛ばせよう！　って、勝手なこと言ってるな俺(^_^)。

　なお、おなじみの出光さんがグッズ売り場で「出光カード」の入会を募集していたのでこれ以上カードを増やすわけには行かない（なんせ、10枚ぐらいカード所有しているので。そんなにいらんだろうが＞自分）僕は素通りしようと思ったけど、入会したらオリジナルのゼアス＆シャドーのソフビ人形をくれるというではないですか。
　というわけで、出光カードの会員になっちゃいました(笑)。
　でも本当にこのソフビ人形他じゃ売ってないのか？　なんかどっかで見た気がするんだけど（もし売ってたら悲しい）。

　小さい部屋で、DVDにしたウルトラセブン「ウルトラ警備隊西へ　後編」のラストのセブン対キングジョーの戦いを上映していました。なんでも、音を最新の技術を使ってアレンジしたものだとか。実験的なものらしい。商品化すると言ってたけど、いまだにそのアナウンスないのはどうなってるの？

　続いて「高島屋ゴジラワールド」。
　「ウルトラマンフェスティバル98」に行ってきた後で疲れているけど、そのまんまこちらにも行ってきました。
　入り口にはゴジラ関係のビデオ・書籍が売ってあります。でもいつも思うけど、どうしてLDは置かないのだろう？　やっぱり一般的じゃないのかなLDは。
　中に入ると歴代のゴジラシリーズの見どころと、そのときの社会情勢を紹介するビデオ映像が流れていて、ポスターや写真のパネルが貼られている通路を通って行きます。もちろん、人間大の大きさに作られたレプリカ達も時折顔を見せて、我々を喜ばせてくれます。
　アメリカ版ゴジラの卵（のレプリカ）が飾られている場所は少し凝ったことをしていて、周りが黒くて中が見えない部屋の中を穴が開いているところから覗かせるようになっていて、覗いてみると不気味に浮かび上がる無数の卵とベビーゴジラ。けっこうこれは不気味で良かったです。

　出口に出ると、待ってましたとばかりに沢山のグッズがあり、金もないくせによせばいいのに大量に買い込む自分の姿がありました(^_^;)。

　まあ全体的に普通の感じが否めないイベントでしたが、「ウルトラマンフェスティバル」みたいに毎年の恒例行事になれば良くなっていく感じはするけど、来年はないだろうなあ。次にあるとすれば、GODZILLA2のときか？