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「特撮ファンの部屋」

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○他のメディアも応援しようよ!

 今日(5/23)「ファミ通」読んでたら、「AZITO」(PlayStation用ゲームソフト)のこと書いてあった。「AZITO」というのは秘密基地を造り、怪人やヒーロを製造して世界征服を企むという、特撮ファン感涙の作品のことです。
 なんといっても特撮ファンにしかわからないネタが散りばめられていて、他のファンの人間では絶対にわからない楽しみを見つけれます(僕はこういったことがあるたびに、特撮ファンで良かったと思うのです)。
 なにがいいたいのかというと、みなさん、絶対に「AZITO」を購入してください。購入することは我々特撮ファンの義務です。
 ご存じの通りゲームと言えばアニメキャラ(もしくはコミックス)と決まっており、特撮キャラはほとんどありません。もちろん一部特撮ものもありますが、はっきりいってマイナーです。
 なぜアニメがここまで人々に浸透し、認められるようになったのか。それは他メディアへの進出の成功ではないでしょうか?
 そしてそれを支え、成功させたファンの力だと思います。
 アニメファンの存在は世間では認められ(このさいイメージとかの細かいものは問わないで)、特撮ファンは今だに認められていない。
 僕なんかいつもアニメファンと言われているので、わざわざ「NO! I am a TOKUSATSU FAN!!」と言い返しているぐらいですから(もちろんアニメファンでもあるけど、比率からいったら断然特撮ファンだ)。
 なぜ特撮作品は他のメディアへの進出に失敗しているのか?
 理由は簡単、ファンが一つに閉じこもっているからではないでしょうか。
 今だに子供番組にしがみつき、ひたすら文句を言う行動はいつまで続くんでしょうか?
 せっかく特撮作品のゲームを作っても、売れない。それならばアニメのキャラを使った方が儲かる。誰でも儲かる方の商売をしますよ。
 「わたしゲームはやらないから」と思われるでしょうが、そんなことをいつまでも続けているから、今だに特撮ファンにとっての本当のスタートが来ないんですよ(正確にはスタートはしているけど、走り出そうとしていないと言うべきか)。
 我々は特撮ファンなんですよ。それを応援しないでどうする。
 そういえば「時々ティガを見る」と偉そうに言っている意見があったけど、「なにをいうとんねん、毎回見んかい」と思いました(もちろん都合とか何かあって見れないのなら仕方ないけど)。
 「ウルトラマンティガ」に対しての批判的な意見を見ることがあるけど、制作者達の努力をどうしてそんなに踏みにじりたいんでしょうか。今の特撮作品の置かれている立場を知ってて言っているんでしょうか。「マッハGOGOGO」「キューティーハニー」という、我々が子供の頃(僕は1970年生まれ)の好きな作品では、決してベスト10に入らなかった作品がゴールデンタイムで、ウルトラマンという超ビッグネームはゴールデンタイムじゃない。そう、ウルトラマンというビッグタイトルでも難しいほど、今の特撮界は厳しいんですよ(まあ、今は変にゴールデンタイムでやらないほうが制約が少なくていいかもしれませんが)。
 そんな厳しい中で、ティガは必死にファンの声に答え、今だけじゃなく何十年たっても語り継がれる作品を作ろうと制作の方たちは努力しているんです。どうしてそれを認めてあげない。どうしてティガ一人に我々は責任を持たせなくてはいけないのだろうと考えると、僕はティガが哀れでなりません。
 東映のホームページを見てたら、カブタックについて「いろいろ試行錯誤して作ってます」という言葉を見て涙が出そうになった。本当は安易にアニメとして制作していれば、子供からアニメファンまで支持される人気番組が作れるんです(実際カブタック・メガレンは、アニメ化されればマニア受けするのでは?)。だけどあえて特撮番組として制作する。これはもう金儲けだけの世界じゃないですよ。
 「なんでラブリーチャルリ・E(森下)なんかに偉そうに言われなあかんねん」と怒る方もいらっしゃるでしょう。当然です。
 でも、僕はものすごく苛立ちを憶えるんですよ。だってティガ(とカブタック)の内容見たら、「なんでこんな素晴らしい出来の作品がマイナーなんだろう」と哀しくなります。
 特撮ファンは他のファンに比べて柔軟な頭の持ち主だと思っています。
 僕が特撮だけを扱っていない特撮関係のホームページにしたのも、「アニメ・ゲーム」という従来の図式を壊したいからです。特撮作品ばっかりがいつものけものになっているのが可哀想で。
 さあいつまでも一つにこだわらず、がんばりましょうよ。なんだかんだいって平成「ガメラ」みたいな最初からファンをターゲットにした作品も生み出されるパワーはまだまだあるんだから。文句を言う前に、まず「応援」からはじめましょうよ。
 というわけで、「AZITO」(PlayStation用ゲームソフト)を購入してください。あ、もちろん「ガメラ2000」(PlayStation用ゲームソフト)はお持ちですよね? 「ウルトラマンゼアス」(PlayStation用ゲームソフト)も。「ウルトラマン 光の超人伝説」(SATARN用ゲームソフト)もあるよ!
 さあ、この次は「スーパーヒーロー大戦」を作ってもらうぞ!

 文句でもなんでもいいので、もしよかったら メールください。


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