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「特撮ファンの部屋」

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○僕がモスラ2を評価した理由

 どうも「モスラ2」を評価している僕はかなりの変わり者らしい。
 メールでも「モスラ2って良かったですか?」と言われるぐらいだから。
 どんな書籍を見ても、けなされてばっかりやしね。
 こうなると普通の奴なら「オイオイ、モスラ2評価してるの俺だけじゃないか。これはマズイ」といってみんなに意見を合わせるのかもしれないが、変わり者であることを自他とも認める僕は評価を変えようとは思わない。
 まあ確かにみなさんがおっしゃる通りにアラが目立つ出来だとは思う。内容もストーリーもありがちだ。全く斬新さはないというのは僕も断言しよう。
 だけど、僕は本作を駄作だとは思っていない。
 なぜなら本作は、

 純粋な冒険を描いたファンタジーだからである。

 どうもマニア層が出現してからこの手のジャンルの作品は変にマニアック、つまり年配者にウケようとする作り方が増えてきたが(アニメなんかほとんどそうだ)、本来この手の作品は子供が見て素直にワクワクさせるべきなのである。
 もちろん僕も年配なマニアであるのでマニアックなものを好んでしまうのは否定はしないです。

 でも、だからといって自分が好きなジャンルに存在するものを、全て自分たちが都合のいいカタチになることを望むのはダメだと思う。

 例えば「ウルトラマンガイア」はマニア層を完全にターゲットにした作品で我々は高く評価して支持するけど、テレビで流れる特撮モノがガイアだけになったらむちゃくちゃさみしいと思う。
 「星獣戦隊ギンガマン」の単純にヒーローとしてのカッコ良さ。
 「テツワン探偵ロボタック」のほのぼのとしたファンタジー。
 そういった多種多様な作品があって、初めて一つのジャンルが輝きを持つと思う。

 僕は「モスラ2」を見ていて、心の底から子供の頃に戻ってワクワク出来た。
 子供の頃なら誰もが憧れる大冒険。
 その夢を見させてくれただけでも、「モスラ2」は価値ある作品だといえないかなあ?

 年配のマニアにだけウケるオタク映画だけがいい映画じゃないんだよ。

 と、偉そうに「モスラ2」のことを語っているけど、実は汐里役の満島ひかりちゃんがめちゃくちゃかわいかったから評価しているというのは、僕のことを知っている一部の人には暗黙の了解なのだったりする(大爆)。
 もちろん、上に書いた通りに心の底から子供の頃に戻ってワクワク出来る内容だからこそ汐里というヒロインが魅力的に映り、内容とキャラクターとの相乗効果で見るものを魅了することが出来たのだから単純なヒロインのかわいらしさだけを見てはいないよ(本当だってば)。
 それにもし汐里のかわいらしさだけを評価していたとしても、一人の女の子をかわいく撮ることも映画の魅力なのだから。世間にはそれすらもクリアしていない作品が多い中で、立派に魅力的なヒロインを魅せることが出来た「モスラ2」はやっぱりいい映画なのでは?

 けっして僕は満島ひかりちゃんのかわいらしさだけを評価しているんじゃないよ。
 絶対に違うよ。
 たぶん…。

 なんか余計に「モスラ2」の評価を下げてしまったかもしれない文章だな、コリャ(^_^;)。
 前半だけで終わってれば良かったかも、この文章。でもついつい書いてしまうんだよなあ、正直者なので(笑)。


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