「ふやけすぎた人肉の中身」のTOPページ http://www.riise.hiroshima-u.ac.jp/~u1182077/
 あぼーん保存館へ

以下の文章は25年前に従兄弟を殺し、腹を裂いて大腸をひきずりだし、その大腸で縄跳びをした男の隣の家に住んでいた子供が、学校の帰りに道で拾ったノートに書いてあったものである。

眩暈

内臓と恐怖 散らばった手足 そこには無い 殺意は静寂に変わり 眼球にクギをさす

裏切りにあい 馬羅雑言は言う そねみの蟲を捕まえる 腕を引きちぎり そしてねじ切る

子殺しに慣れ 日常茶飯事の苦痛を与える 冷たい密室は言う 真っ赤な黄色 長すぎる大腸

昨日が明日になる ふやけた人肉の中身を食べる うじ虫がわく 曲がった太陽が好き 死の死

誰もいない部屋に誰かいる 腐ったインゲンマメに焼かれたい 奥歯が前歯になる そして死

まるで事故死のように 絞殺は繰り返される もれたはらわた しかし無は無い 血の滴りだけ

耳を切り落とし 拾って食べる 体中の骨を砕く 盲目のフナムシは 被害者の骨を収集する

おまえは狙われている 顔の無い男に 間もなくやって来る 殺害の王子は眩暈を得た

 安楽詩(メキキマタス)

SEO [PR] !uO z[y[WJ Cu