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発信者と訪問者の認識の違い
インターネットがブームになり久しくなりました。確かに「インターネットブーム」「IT革命」と巷でも大流行と囃子たて、手軽にインターネットを楽しめるようになりました。
しかし、ここに大きな問題点が存在します。
インターネットと言うサイバー社会に於いての認識が欠如している事が大変多いように感じられます。

映像や著作に関してなどの法律的な問題を除けば、基本的に個人の主義主張の違いで自由に情報発信することが可能です。
しかし、TVに慣れ親しんでいる多くのユーザーはその情報1つ1つが正しい情報として捉えてしまう事が多く、あらゆる場面に於いてその事を原因とした問題が発生しています。

例えば私が運営するサイトの中に於いて「アクセスカウンターは必要ない」という記述があります。インターネットを長く親しんでいる人にとっては、それが正しいのか正しくないのかは問題としていません。
「ここのサイトではそう言っているが、他はどう言っているだろうか」「それも1つの考え方」と捉えます。
しかし、インターネットを始めたばかりの人はここで「アクセスカウンターは必要のないもの」と捉えてしまいます。ここが問題なのです。

一旦「アクセスカウンターは必要のないもの」と認識すると「アクセスカウンターは必要」と記述しているサイトに関して「間違っている」と感じます。しかし、TVとは違い情報の統一性は基本的には存在しませんから、「どっちが正しいのか?」と言う疑問を生じさせてしまっているようです。

上記の場合「どっちも正しい、その人の考え方次第」が最も的を得た答えですが、インターネット初心者にはそれが通じません。

ここで問題になる事は、サイトを運営する情報の発信者の私的主張が情報の受け取り手(サイトを見る人)によっては解釈・受け取り方が違う事です。
そのことで実際論争が良く起こりますが「どっちも正しい、受け取り手の考え方次第」と言う答えが見つからず、延々と論議をしている事自体が「情報の統一性がないインターネットを基本的に理解していない」と閉口させてしまい、サイト運営をつまらなくさせてしまいます。

この論争が元で多くのサイトオーナーが疲れてしまいサイト運営を止める事が多いようです
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